5月16日~20日にかけて、施設内で施設職員の防災訓練とリスクマネジメント研修を行いました。
防災訓練では、防災委員による施設内の物資保管場所や避難経路の確認といった防災設備の説明、職員同士で車椅子に人を乗せたまま階段を上り下りする実技や、実際に火災が発生したことを想定して必要物資を時間内に指定された場所に持っていく想定訓練を行いました。
防災訓練の後は、リスクマネジメント研修を行いました。
リスクマネジメントとは事故等の危険要因を把握して組織的に管理することにより、事故の発生や被害を最小限にする為の取り組みです。今回は『危険予知トレーニング』を行いました。イラストや施設内の写真を見ながら、危ないと思う箇所とそれによって発生するかもしれない事故を予測してもらうことで、「危ない!!」と感じる・・・つまり、危険を察知する感性を高めることを目的としています。危険をより意識してイラストや施設内写真について職員同士で様々な意見を出してもらうことにより、普段何気ない日常にも多くの危険が潜んでいるということについて再認識できたという声もありました。
災害等はいつ何時起こるかわかりません。このような訓練や研修を通じて、実際に「いざ」という場面に遭遇した時に最善の行動が出来るようにしていきたいと思います。